不動産の税金について

不動産は取得・売却・保有・貸しているときに様々な税金がかかることがあります。ここでは、主に関連する税金について簡単にご説明します。

取得したとき

土地や建物を新たに取得する場合にかかる税金として、以下の税金があります。

• 印紙税
• 登録免許税
• 不動産取得税
• 特別土地保有税（取得分）

また、相続や贈与によって取得する場合は、相続税や贈与税がかかる場合があります。

• 相続税
• 贈与税

一方、取得に際し、以下の経済的な負担を軽減する制度があります。

• 所得税の住宅ローン控除及び投資型減税

売ったとき

土地や建物を売ったときにかかる税金として、以下の税金があります。

個人が土地・建物を売った場合

• 所得税（譲渡所得）

法人が土地を売った場合

• 土地譲渡益の一般重課 ^※1
• 短期所有土地譲渡益重課 ^※1

個人の不動産業者が土地を売った場合

• 短期所有土地譲渡益重課 ^※1

※1 これらの重課は、平成10年1月1日から令和8年3月31日までの間の土地等の譲渡については、適用されないこととされています。

持っているとき

土地や建物を持っているときにかかる税金として、以下の税金があります。

• 固定資産税
• 都市計画税
• 特別土地保有税
• 地価税 ^※2

※2 平成10年分以後、当分の間、課税が停止されています。

貸しているとき（個人の場合）

個人が土地や建物を貸しているときにかかる税金として、以下の税金があります。

• 所得税（不動産所得）^※3
• 住民税
• 事業税

※3 以下の制度が適用される場合もあります。
・定期借地権の設定により受ける保証金に係る経済的利益の課税関係
・不動産所得に係る損益通算の特例